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       ◆ No.41: 楽譜店 (2006.10.31) ◆ 
      新しい呼吸法も、少しは慣れてきたかもしれない。 
      明日は、トゥッサン(万霊節)という祭日で、お墓参りに行く日らしい。 
      (お盆のようなものか?) 
      学校の1週間のバカンスも、このトゥッサンのためのもののようだ。 
      なので、きょうのうちに室内楽の課題を手に入れておこうと思い、サン・ラザールの楽譜店に行く。ところが、お目当ての楽譜屋さん、どうやら連休をとっている模様・・・ 
       
       
        
      がーん・・・ 
      しかし、せっかく来たので、付近の楽器店など、うろうろ見て歩く。 
      管楽器店もたくさんあるが、トラヴェルソはさすがになかなか扱っていないようだ。 
      普通のフルートは、ヤマハやサンキョウやパールなど、日本と同じような品揃え。 
      1件だけ、415Hzのトラヴェルソを置いていたが、値段は日本で買うのと大差はない。 
      ユーロ圏だから格安で手に入るというわけでもないようだ。 
       
      「アリオーソ」という楽譜店に入ってみる。 
      課題の楽譜は見つからなかったものの、リコーダー・アンサンブルの楽譜を破格値でみつけたので、4冊ほど購入する。 
       
       
        
      リコーダーの楽譜を買った「アリオーソ」という店。 
      建物ごと大改装中で、無残な姿に・・・ 
       
        
      1.5~3.5ユーロという破格で買った楽譜たち。 
      処分品なのか中古品なのか、理由はよくわからない。 
       
      ついでに、サン・ラザール駅周辺をうろうろし、フナックという大型店に入ってみる。 
      電気製品・CD・本など、うろうろ見てまわるが、美しい絵本を見つけて、意味もなく買ってしまう。 
      パリだからといって美しい本ばかりというわけでもないようだ。美しい絵本にめぐりあえる確率は日本とそんなに変わらないのかもしれない。 
       
        
      人と車と物売りが入り乱れてぐちゃぐちゃなサン・ラザール駅周辺。 
      名古屋の栄近辺でみんなが信号無視しているようなかんじか。 
       
        
      「月の鳥」という本。中はもっと美しい。 
      今年出版されたばかりのようだ。 
       
       
      ちなみに、家へ帰って調べてわかったのだが、トゥッサンの前夜祭がハロウィンらしい。 
      そんなに多くはないが、おばけの仮装をしてはしゃいでいる子供を、帰りがけにちらほら見かける。まさかりをもって骸骨の格好をしている坊主や、魔女になりきっているちびちゃたち。かわいらしい。 
       
      夜の9時になると、近くのノートルダムや、あちこちの教会が、一斉に鐘を鳴らしている音が聞こえてきた。 
       
       
        
      道端でギターを弾いていたおじさんに群がって、はしゃぐ子供たち。 
       
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