CD制作日記

試作品(2024/2/4)

今度のCDのパッケージの試作品ができた。
デザイナーさんが、こんどのアルバムにぴったりの素敵なデザインにしてくださった。

なんだか、CDができたような感慨だけど、録音はまだこれから。
録音の本番は5月。
いよいよ迫ってきたなあ。


CDパッケージの試作品
CDパッケージの試作品

いま、練習と並行して、録音の準備も進めている。
2枚目のCDを録音したときから、オリジナルの録音方式を空想してる。
名付けて、プワソンルージュ方式ワンポイント録音。
空想の中では、大手レーベルを超える(?)ナチュラルな響きの音が録音されている。
その録音に必要なマイクも入手したし、今度のCDで、その妄想を実行するつもり。

いま、プワソンルージュ方式録音に必要な、特殊な部品を製作中。
こんなにつぎ込んで、うまくいかなかった時のことは、あまり想定してないかも。
やばいなあ……。


妄想メモ
妄想メモ


マイクロフォン(2024/1/27)

「今度のCDの録音にはどうしても必要!」と説得して、とうとう買ってしまったマイク。
ぼくが生まれたころからあった名機。高校生のころから憧れていた。
やったー、やったー、これで人生の夢がひとつかなった!
と、テンション絶頂の中、ふと振り返ると、どこか冷ややかな家族の目線が……
あれ? ちゃんと承認を得てから買ったよね?


マイク
我が家に来たマイク


CDジャケット製作中(2023/12/13)

CDアルバム「CINEMA flute & piano」の、ジャケット冊子デザイン、広告コピーの制作が現在進行中。

ジャケット冊子の写真はすべて、これまでのCDと同様、パシャノバの森さん。
ジャケット冊子のデザインは、前回のCDから引き続いて、WEYD DESIGNの鎌倉さん。
CDのコピーは、今回、思い切って、コピーライターの松田さんに依頼した。

音楽と作るということは、一言でいうと、リスナーとコミュニケーションをすることなんじゃないか。
CDについて言えば、一番最初にリスナーとコミュニケーションをするのは、ジャケットの写真、デザイン、コピー文なので、演奏と同様に本気じゃないとだめなんじゃないか。

ぼくは、なんでも器用にそれっぽく作ってしまうので、なんでも自分でやろうとしてきたけど、「それはよくないな」と気が付いた。
あたりまえだけど、自分一人からは、たいしたものは出てこない。
「人を信頼して、任せられる人になりたい」というのが今年の抱負だった。
今回は、作ろうとしているCDの企画と方向性だけはがんばって説明して、あとは、できるだけお任せするように心がけた。

自分たちの演奏、カメラマンの写真、デザイナーとコピーライターの作品、それらが集まって、全部がひとつの作品を作っているようなCDアルバムを作りたかった。

たくさんのクリエイターの方のセンスと技術が集まって、いま、完成形が少しづつ姿を現し始めたところ。
ぼくが作った企画書を超えた、「なにか」ができてきている!

ぼくたちのCDのために、たくさんの方が真剣に尽力してくださっていて、本当に感謝。


企画書。デザイン案。キャッチコピー案。
現在、こんな感じで進行中。


著作権の許諾が下りた!(2023/11/23)

来年発売予定のCD、「CINEMA flute & piano」の著作権の許諾が、すべて下りた。
いやー、たいへんだった。
長い道のりだった。

そもそも、この映画音楽のCDは3年前に企画して、去年発売する予定だった。
ところが、許諾権。これが、収録曲の中の1曲でも許諾が下りなかったら、最悪、CDの在庫は山積みなのに、1枚も売ることはできないという状況になってしまう。

映画といえば、ハリウッド。ハリウッドといえば、アメリカ。
日本やヨーロッパの音楽の著作権は、JASRACに申請すれば、たいていすんなりと許諾が下りる。
ところが、自由の国アメリカの著作権は、権利関係が複雑に絡まっていて、とても難しい。
そして、アメリカの著作権処理の仕方の情報が少ない。教えてくれる詳しい人もなかなか見つからない。

そんな中、著作権に特化した行政書士の前山さんとお知り合いになることができて、今回のCDの著作権処理を全面的に引き受けてくださることになった。

収録曲には、ディズニーの曲も入っていたので、かなり心配したが、それは意外とすんなり許可が下りた。
逆に、意外に大変だったのは、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。
ひとつの曲に複数のパブリッシャーが権利を持っており、さらには音源の審査が必要とのことなので、あわてて練習して録音して送った。審査期間も長かった。
CD冊子に複数のパブリッシャーの著作権表示をするのはもちろん、「CDができあがったら商品サンプルを提出するように」という条件付きだった。

行政書士さんのご尽力により、CDが日の目を見るめどが立った。
たいへんな作業量だったのではないかと想像している。本当ありがたい。


著作物録音使用許諾書
各パブリッシャーのコピーライトと、JASRACの許諾書類。



映画館ロケ(2023/8/7)

来年の11月発売予定のCD、制作が難航する可能性もあるので、なるべく前倒しで準備を進めている。

今日は、CDのジャケット写真の撮影日。
今回は、映画音楽のCDなので、ジャケットの写真は味のある映画館で撮影したいと思った。
刈谷日劇さんがご無理を快諾してくださって、念願が叶った。
映画館の閉館後に、撮影をさせていただけることになった。

美容師のお二人は、映画音楽のテーマに沿ったスタイリングを一緒に考えてくださって、ぼくも娘もすごくいい感じのヘアスタイルにしてもらえた。

カメラマンは、ぼくらの結婚式の写真以来、ずっと撮り続けてくださっているパシャノバの森さん。夜遅い時間に刈谷までわざわざ来て撮影してくださった。

たくさんの人のお力を貸してもらえて、ありがたい。


カット完了
美容院PATH。できあがったところ。


娘
映画館で撮影中。


娘とうちの奥さん、ぼく
撮影後にスマホで記念写真。



映画音楽のCD(2023/6/5)

テレビは見ないけど、映画は好き。
3年前、映画音楽のCDを作ろうと準備を始めた。懐メロCDでない、BGMのCDでもない、聴きごたえのある本気の映画音楽のCDが作りたかった。

が、CD製作の著作権の許諾を得るのに難航して、いったん中止することになった。アメリカの著作権の法律が、日本と違っており、複雑でなんとも歯が立たなかった。

アメリカ以外の国の著作権は、JASRACの許諾が下りればたいていOKだ。
ケース・バイ・ケースだが、アメリカの場合は、作品の権利は作曲家、録音の権利はパブリッシャー(出版社)が持っている。一曲に複数の権利者がいて、全部の許諾を取らなければいけない。
曲ごとに管理しているパブリッシャーは違っている上に、許諾の可否や、いくらで許諾するかはパブリッシャーの自由。1曲1曲、指値の交渉しなければいけないと思うと、想像するだけで胃が痛くなる。
それとは別に、その曲をフルートとピアノのために編曲した作曲家の連絡先を探して、そちらからも許諾をもらわないといけない。
1~2年ではとてもできない。

現在、来年の発売に向けて、しぶとく再チャレンジしている。
早くから準備を進めて、自分なりに最善を尽くしてはみたが、やはりパブリッシャーの件で難航。
先日、ちょっとしたきっかけで、著作権業務に特化した行政書士さんとお知り合いになれた。今回のCDの権利処理を引き受けてくださった。

あー、これで夢が現実に近づいてきた。
気を煩わさずに、練習をすることもできる。


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古き良きアメリカ映画が好き。フランス映画が大好き。
渋めの邦画が好き。


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