| 
              
            メーカーごとに呼び名は異なりますが、フルートは大きく分けて次の3種類に分類できます。 
             
            <入門者モデル> 
            初心者~初級者向けのフルートです。 
            洋銀という合金でできているものが一般的です。材質と製造工程の合理化によってコストを抑え、比較的手に届きやすい価格を実現しています。 
            初心者~初級者に必要なフルートの機能を持っているので、まずはこれからフルートを始める人も多いです。 
             
            <スチューデントモデル> 
            初心者から上級者まで使えるモデルです。 
            頭部管が銀製で、他の部分が洋銀という合金で作られているものがオリジナルです。 
            もともとは、ハンドメイドフルートの購入資金を持っていない音楽科の学生のために、貴金属の使用量を減らしてコストを抑えつつ、高い品質のフルートを提供するために作られたモデルです。 
            ハンドメイドフルートに遜色のない性能を持った楽器もあります。 
            定期的にメンテナンスすることによって、いつまでも使い続けることができます。 
             
            <ハンドメイドモデル> 
            おもに、プロの奏者や音大生向けのフルートです。 
            演奏技術を習得すれば、コンサートホールの隅々まで響かせることができ、幅広い表現をすることが可能です。 
            銀製が定番ですが、金のフルートなども普及しています。 
             
             
             
             
              
            入門者モデルの例:ヤマハ YFL-212 
             
              
            スチューデントモデルの例:ムラマツ EXモデル 
             
              
            ハンドメイドフルートの例:ムラマツ DSモデル 
             
             
             そのほか 
            インターネットで1~2万円程度のフルートも販売されていますが、残念ながら使えないものが大半です。楽器の機能を満たしていなく、出ない音がたくさんある楽器がほとんどなのが実情です。 
             
             
             
             |