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宇佐美 敦博

フルート:宇佐美 敦博 Atsuhiro Usami

 パリ・エコールノルマル音楽院の室内楽科を修了。フルートを故永長次郎氏、寺本義明氏、P.レスゴルグ氏に、室内楽をC.ドゥビュシー女史に、リコーダーをM.ミルチベルグ氏に師事する。
 デビュー後、音楽と現代美術のコラボレーション・コンサートなど、個性的な活動を展開。「水の演奏会」、無伴奏フルートリサイタル「ARIA×AIR」、リサイタル「Present」といった企画を立ち上げ、公演した。
 パリからの帰国後は、フランス音楽のコンサートを多く手掛ける。「パリの音楽」「パリの室内楽」などのリサイタルは好評を博した。トリオ・コンサートでは、パリ管弦楽団のヴァイオリニストJ.P.ラクール氏との共演も果たしている。
 息女でピアニストの宇佐美文香とのデュオ・コンサートが成功をおさめたのを機に、デュオCDアルバム『フランス・フルート名曲集』をリリース。音楽誌に推薦盤として取り上げられ、「ヴィヴラートが少なめの、素直で、柔らかい自然な音色。(中略)ドビュッシーの幽玄と輝かしさ、シャミナードの、豊かな旋律性のなかの技巧性など、表現も豊かだ」と評された*。収録曲『小舟にて』は、NHK-FM「夜の停車駅・雪山の幻想」のエンディング曲にも採用されている。
 2022年には、2nd CDアルバム『月の光~フランス・フルート作品集』をリリース。音楽誌に「フルートの響きが大気となって自然に流れゆくかのようである」と称賛された**。

*音楽雑誌『音楽現代』2018/10月号
**音楽雑誌『音楽現代』2022/11月号


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宇佐美 文香

ピアノ:宇佐美 文香 Ayaka Usami

 岐阜県立加納高等学校音楽科卒業。公益財団法人 山田貞夫音楽財団奨学生。愛知県立芸術大学卒業。ピアノを、山田純子氏、上野栄美子氏、小坂圭太氏に師事する。
 ぎふ・リスト音楽院マスターコース2016 ファルヴァイ・シャーンドル教授のピアノ部門修了。2021年「愛知県立芸術大学生による新進演奏家コンサート」に選抜され出演。第32回 京都フランス音楽アカデミー フィリイップ・ビアンコーニ教授の課程を修了。
 大学在学中より、父でフルート奏者の宇佐美敦博と演奏活動を開始。「フルートとピアノによるフランス小品集」「ウィーンへの憧れと作曲家たち」「異国の情景への憧れ~ドビュッシーの世界」などに出演する。
 共演したCDアルバムに、『フランス・フルート名曲集』『月の光~フランス・フルート作品集』がある。音楽誌上で「文香のピアノは、ラヴェルの伴奏などで鋭い感覚をみせる*」「ピアノの宇佐美文香はフルートを引き立てるだけではなく、多彩な音質によって作品に奥行きを与えている**」と評された。これらのアルバムはロングセラーとなっている。

*音楽雑誌『音楽現代』2018/10月号
**音楽雑誌『音楽現代』2022/11月号


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